皆さん いかがお過ごしでしょうか?
今回は、『土間(どま)・三和土(たたき)」をご紹介します
今お住まいの家に土間(どま)ってありますか?
一般に玄関や勝手口の靴を脱ぐ場所がそう呼ばれていますが…
三和土(たたき)とは 土と石灰とにがり の三種類の材料を合わせたものを
名前の通り3つの材料を調和させて、叩いて叩いて仕上げたものです。
さらに「土間(どま)」のことをタタキとも呼びますよね?
その多くが三和土で仕上げられていた名残からです。
玄関土間
実は私の母方の実家にも上の写真のような玄関土間がありました
そもそもは
セメントがない時代に、手頃な材料で固く締まる材料として使われてきたわけですから…
だから、混ぜる材料の種類や比率なども各地で様々だった様。
コンクリートに比べて三和土はある程度熱を蓄積してくれるので、温かい環境にすることができます。
この三和土、地域によって様々な違いがあります。
石灰は生石灰だったり、消石灰だったり苆(すさ)を入れるところと入れないところ
土の質も珪素が多いものから粘土質のものまで様々。
ところで土間のあるお店って何となく落ち着く気がしませんか?
それが日本に生まれた私たちの性(さが)なのかもしれませんね。
まだまだ、たくさん書きたいことがありますが、ネタが尽きてしまうので、この辺りで・・・・
積算の濱地でしたーー