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いつもご視聴ありがとうございます。 皆様いかがお過ごしでしょうか?

4月に入り、新生活を初めた皆さんもいるかと存じます。

 

さて今回は、襖について

 

襖は、日本独特の間仕切建具 「木などでできた骨組みの両面に紙や布を貼り、引き手や縁を取り付けた建具」のことを言います。

襖の特徴は、まず軽いこと、引違いであること、そして表の紙を貼替えて新しくしたり雰囲気をかえることが出来ること。

構造は、木で組んだ格子を骨として、両面に紙の下貼りをし、仕上げに紙または紙で裏打ちをした布を貼り、四周に黒い漆塗の細い縁をつけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

襖は、平安時代の貴族の住宅で使われた几帳、衝立、屏風、 明かり障子などの調度品から生まれました。

平安時代中期以降になって、引き違いにする遣戸障子(やりどしょうじ) が登場し、

鎌倉、室町時代に書院造りの完成とともに現在の襖の形式が完成されました。

 

襖は壁ではなく、取り外しができる部屋の間仕切りとして使うことで、部屋の大きさを自由に変えられます。住空間の形を柔軟に変えることができるのは、日本の住宅の特徴と言えます。

また襖には、保温機能や調湿機能、室内の有害物質を吸収する機能があります。寒さを防いだり、湿気が多い季節は除湿機能。

湿気が少なく乾燥した季節には、保湿機能が働きます。湿気が多い日本の住宅には、襖が適していると言えます。

仕切る建具として以外にも、襖には襖絵が描かれているため、室内装飾としての役割があります。襖絵の存在は和室の雰囲気をぐっと引き立ててくれます。

 

まだまだ、たくさんご紹介したいのですが、ネタが尽きてしまうので、この辺りで・・・・ 

積算の濱地でしたーー

 

 

 

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